タキシード姿の錦戸亮が噛みまくりの司会進行!ヒロインの堀北真希も「こちらまで緊張する」
有川浩の同名ベストセラー小説を関ジャニ∞の錦戸亮主演で映画化した『県庁おもてなし課』。初日舞台挨拶が5月11日にTOHOシネマズ日劇2で開催され、錦戸をはじめ、堀北真希、船越英一郎、高良健吾、関めぐみ、甲本雅裕、松尾諭、三宅喜重監督、原作者の有川が登壇。この日は、主演の錦戸自らが舞台挨拶の司会を務め、初日に訪れた観客を“おもてなし”することに。タキシード姿で現れた錦戸は「つたない司会だと思いますので、どうか広い心で!」と噛みながら会場に訴えかけ、爆笑の舞台挨拶をスタートさせた。
本作は有川の出身地・高知の県庁に実在する“おもてなし課”を舞台に、主人公が自分の生まれ育った街を見つめ直し、成長してい姿を描く爽やかな物語だ。錦戸は「明日からのモチベーションになるような、頑張ろう!と思わせてくれる映画。みんな、悲しいことや辛いこと、楽しいことなど、それぞれあると思うけれど、この映画を見れば素敵な時間を過ごせると思う」と胸を張った。
錦戸を支えるヒロイン役に扮したのが堀北だ。堀北は「司会の錦戸さんの緊張が伝わってきて、こちらまで緊張します!」と話すと、錦戸も「もういややもん!緊張する!フォローをお願いします」と汗をかいて苦笑い。堀北は「はい!もちろんです。アルバイト代をくれるなら」と、役柄と重ね合わせた返答で会場の笑いを誘っていた。その後は錦戸のリードで、登壇者それぞれが「誰におもてなしをしてほしいか」を発表することになったが、三宅監督は「とても気持ち良く撮影ができた映画。またこのキャストで映画を作れる原作を書いてください!」と原作者の有川におねだり。有川は「はい、承りました」と驚きながらも快諾していた。
台本を読みながら司会を進めていた錦戸だったが、「ここで楽しいクロストークと書いてある!どうしよう。助けて、松尾さん!小粋な話を!」と松尾に助け船を求める一幕も。松尾は「僕が面白いのは見た目だけですよ」と困惑しながらも「錦戸君は、会うまではチャラそうだなと思っていた。会ってみると礼儀正しくて、お芝居も真剣に取り組む好青年。でも撮影が進むにつれて、僕を下に見ていた。でもあなたのことが大好きです!」と公開告白で、その場を盛り上げた。
最後に錦戸は、しっかりと登壇者全員がステージを去るのを見届け、満員の会場に向かって「ありがとうございました!」と大きく一礼。錦戸の司会進行で大いに盛り上がった舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】