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サム・メンデスが007にUターンで再び監督に!?

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サム・メンデスが007にUターンで再び監督に!?

007シリーズの次回作は監督しないと断言していたサム・メンデス監督だが、再びシリーズの製作側と交渉を始めていると英BBCニュースが伝えている。

彼が心変わりした理由は、シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンが、メンデス監督のスケジュールが自由になるまで、次回作の製作を待つことに決めたからだという。メンデス監督は、演出を務めている舞台版「チャーリーとチョコレート工場」の公演がロンドンで5月17日から始まっており、その後は英国国立劇場で上演される「リア王」の監督も務めることに決まっているため、舞台の仕事を優先させることを理由に、007次回作の監督を断っていた。

だが、シリーズ関係者は、そう簡単には諦められなかったようで、彼が舞台の仕事を終えるまで、次回作の製作を延期する方針にしたらしい。「そうなると、次回作が公開されるのは4年後になるだろう。ダニエル・クレイグは50歳が目前になる。だが、だからと言って、他の監督を使ってシリーズのスダンダードを落とすのは意味がないだろう」と英紙ガーディアンは書いている。

また、英紙デイリー・メイルによれば、メンデス監督の説得に当たってきたのはプロデューサーだけでなく、彼の続投を切望しているダニエル・クレイグも同監督と話を続けてきたという。メンデス監督がメガホンを取った『007 スカイフォール』(12)は、シリーズ最高のヒットを記録し、英国内では『アバター』(09)を超える史上最高の興行収益を叩き出している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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