『メン・イン・ブラック』ミーツ『ゴーストバスターズ』な痛快アクションが日本上陸
殉職した天才刑事が悪霊退治に挑むという異色のアクション大作『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』が、10月18日(金)より公開されることが決定。併せて特報映像も到着した。
本作は、成仏できないゴーストたちを逮捕し、あの世に送り返す組織R.I.P.D.の物語だ。任務中に殉職し、その組織にスカウトされた天才刑事ニックは、1800年代から働いているロイとコンビを組み、悪霊たちからこの世もあの世も救うため戦う。
何と言ってもユニークなのは、『メン・イン・ブラック』(97)と『ゴーストバスターズ』(84)をミックスさせたような世界観だ。さらに、全くタイプの違う2人が、困難を乗り越える度に信頼を深め、最高のコンビとなっていく、ハリウッドの王道とも言えるバディムービー的な要素も痛快だ。また、組織の捜査官は、下界にいる時は全く別物に姿を変えているという設定も面白い。荒くれオヤジのロイが、下界では超セクシー美女に大変身しているというくだりには思わずにやりとさせられるだろう。
若き刑事ニックを演じるライアン・レイノルズは、かつてスカーレット・ヨハンソンと結婚しており、今はブレイク・ライヴリーと結婚している。ピープル誌で“世界一セクシーな男”第1位に選ばれたこともあるモテモテ俳優だ。ニックとコンビを組む、19世紀の英雄ガンマンだったロイ役にはジェフ・ブリッジス。落ちぶれた歌手を演じ、第82回アカデミー主演男優賞を受賞した『クレイジー・ハート』(09)や、飲んだくれの保安官を演じた『トゥルー・グリット』(10)など、近年はひとくせある役で印象深い。
その他、ケヴィン・ベーコンやメアリー=ルイーズ・パーカーらが共演する。監督は『RED レッド』(10)でキレの良い演出を見せたロベルト・シュヴェンケ。最強、いや最凶のコンビのゴースト退治に注目だ。【Movie Walker】