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マドンナ「MDNAツアーの私は滅茶苦茶だった」

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マドンナ「MDNAツアーの私は滅茶苦茶だった」

お尻や乳首の露出、政治的発言などで大きな話題を呼んだ2012年のMDNAツアーについて、当のマドンナが「あのツアーの私は滅茶苦茶だった」と赤裸々に語っており、肉体的に憔悴しきっていたため、ステージに立つ前に泣いていたことを明らかにした。

MDNAツアーの模様を撮ったドキュメンタリー「Madonna: The MDNA Tour」のニューヨークプレミアにマレーネ・ディートリッヒのようなタキシード姿で登場したマドンナは、「MDNAツアーは、恐らくこれまでで一番辛いツアーだったわ。私は滅茶苦茶だった。マネージャーに聞いてみると良いわ。だけど、私にとっては、一晩にステージで1ポンドぐらいやせなければ、仕事をしたことにならないの。やるならハードにやらないと。そうでなければ家に帰った方がましよ。毎晩、ショーをやったのよ。それはワークアウトかって?あなた、私のコンサートを見た?私のワークアウト量はだんだん落ちていったわ。それは、私が疲れきってしまったからよ」と語ったとEntertainmentwiseが伝えている。

さらに、マドンナは疲労のため、コンサートに出演するのが嫌だった日もあったことも認め、「私だって人間だから、うまくいかない晩もあって、そんな日は泣きながら『やりたくない』と言っていたわ。でも、チケットを売った限り、観客をがっかりさせることはできない。だから、あまりに疲れすぎていて前の晩に眠れなかったとしても、ショーの前にはみんなで私の楽屋に集まって、輪になって手をつなぎ、祈りの言葉を言ったわ。私、ツアーの日程の51%は祈りの言葉を言っていたけど、49%は泣いていた。たいてい、あまりにも疲労していて」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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