ブラッド・ピットのスタントマンの時給は、たったの680円!
ブラッド・ピットが製作と主演を兼ねた『ワールド・ウォー Z』(8月10日公開)は、製作費約400億ドルを費やしたとも言われる超大作。現在は全米で大ヒットを記録し、ブラッドも胸をなで下ろしているところだろうが、ブラッドが演じた元国連捜査官ジェリーのスタントマンを演じた男性の時給は、たったの4.44ポンド(約680円)だったというから驚きだ。
ブラッドのスタントマンを演じた、スコットランド生まれの法廷弁護士である26歳のデビッド・パターソンによれば、「朝6時から18時間働き、ブラッドとは話してはいけないという条件で働きました。ギャラは、1日約18時間働いて80ポンド(約12200円)です。ブラッドの動きやしぐさを全部マスターしました。スーパーマーケットのシーンなんかは、結構、僕がやっているんです」
「撮影は数か月間続いたのでかなり大変でした。仕事をしばしば中断しなくてはいけなかったのですが、ボスがとても協力的だったので助かりました。僕はお金のためにやったのではないし、ブラッドはずっと現場にいて、とてもプロフェッショナルな人でした。とてもよい経験ができたと思います」とデイリー・ミラー紙に語っている。
デビッドにはまったくVIP優遇はなく、「イギリスで行われたプレミアにも招待されていないし、時間がなくてまだ完成した作品を見ていないんです。もちろんブラッドのサインももらっていない」そうだが、それでもご本人は、大満足のようだ。【NY在住/JUNKO】
作品情報へ