パリス・ヒルトン「金髪のバカ女キャラは演技だった」
パリス・ヒルトンが、金髪のバカ女のように振る舞ってきたのは、リアリティ番組をヒットさせるための計算された演技だったと語っており、本当の彼女の姿は、彼女に会った者にしかわからないという。
「ニコール・リッチーとやった『The Simple Life』は、私にとって初めてのリアリティ番組出演だった。カメラの前に立ったこともなかったし。だから、どうしたら良いのかわからなかった。プロデューサーが、『ニコールはトラブル続きの悪い子の役で、私はお金持ちでブロンドの頭の弱い子を演じてくれ』と言ったの。だから私はそういうキャラを自分で作って演じたわ。まさか5年もそれを演じることになるとは思ってなかったから」と英紙メトロに話している。
リアリティ番組「The Simple Life」で定着した自分のイメージを払拭するのは難しいと感じているそうで、「あの番組を見て私を知った人は、私を誤解しているわ。彼らは私が演技をしていたということを知らないから、本当に頭が空っぽの人間なんだと思っているし、『ああ、彼女はヒルトン家の人間だから、働く必要ない』と考えている。でも、それは真実ではないわ」と不満を感じている様子だ。
今でもテレビ出演の話は多く来るが、リアリティ番組の女王の座はキム・カーダシアンに譲ったそうで、「(テレビ出演は)私が現在優先していることではないわ。毎日、10局から19の番組の話が来て、テレビに復帰しないかと頼まれる状態だったけど、エキサイティングなものは一つもない。そんなことをしている時間はないわ」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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