お尻はみ出しビキニ事件が大炎上で、グラミー賞に続きMTVにも衣装規制を求める声明
現地時間8月25日に行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式で、マイリー・サイラスのヌードカラーのビキニと卑猥なパフォーマンスは、前代未聞のセンセーションを巻き起こしているが、メディアから子供たちを守るため、教育団体がMTVの主催者側に規制を求める声明を発表した。
近年、女性シンガーの肌の露出は過激になる一方で、今年2月に開催されたグラミー賞では、胸ポロ、Tバックなどによるケツ出しなどを禁じる異例の衣装規制が引かれたばかり。しかし、今回のMTVアワードでは、レディー・ガガの貝殻ビキニやケイティ・ペリーのボクサーパンツとビキニ、そしてマイリーのヌードカラーのお尻はみ出しビキニなど、セクシーさを強調する肌の露出が目立った。
マイリーのセックスを連想させるような卑猥なダンスは、1分で30万以上ものツイートが飛び交うほどの話題を呼んだが、あまりに過激だったことから、メディアから子供たちを守るために設立されたParents Television Councilが立ち上がった。
ピープル誌によれば、その内容はマイリーを個人的に反撃するものではないが、「今回もMTVは、元ディズニー・チャンネルのスターとコンドームのコマーシャルを使って、若者にセクシャルなメッセージを送り視聴率を稼ぐというマーケティングに成功しました。しかしこれは、14歳の子供が見るにふさわしい番組ではありません。いかにも大人たちに、子供たちに見せてもよい番組だと思い込ませてるよう仕組まれていますが、これは明らかに、大人向けの番組です。14歳の子供に、マイリー・サイラスのヌードカラーのビキニや、オープニングのレディー・ガガが貝殻ビキニに変身する姿を見せるのが、正しいことなのでしょうか」
「何百万人の子供の視聴者をターゲットにしているにも関わらず、相変わらず若い女性の肌を露出させ、コマーシャルではコンドームの宣伝やR指定の映画のトレーラーを流すなど、考えられない事態です。また、ロビン・チックとマイリーの行為は、セックスを見せているのと同じです。視聴者にショックを与えるような番組を作った主催者側は、責任ある行動をとるべきです」との声明を発表し、MTV側を激しく非難するとともに、規制を強く求めている。【NY在住/JUNKO】