レディー・ガガ、「私は辛酸をなめてきた」とインタビューで語る
レディー・ガガが、米国版ELLE誌のインタビューで、過去の経験や芸名を使う理由などについて赤裸々に語っている。
「私は、というかステファニー(本名)は、絶え間なくひどく苦しんでいるアーティストなの。だから名前を変えたのよ。私は人前ではステファニーにはなれない。彼女は滅茶苦茶になってしまうもの」というガガは、彼女が若い頃の話として語っていることは全て本当のことなのかと尋ねられると、「みんなとてもシニカルなのよ。私が純粋にファンを愛せる筈がないとか、過去について真実を話していないとか、誰も聞いて来ないのに、本当にそんなに苦しんだのだろうかとか憶測する。私がどれだけの辛酸をなめてきたか 、知っている?私が這い出るようにして別れて来た男性たちを知っている?私の体や、頭や、心をリスペクトしなかった人々のことを」と答えている。
さらに、臀部の手術で仕事ができなかった期間は、有名になる前の自分に戻ったような気分だったと語り、「19歳の頃に戻ったように感じた。(アンディ・)ウォーホルの本を読んだり、ジョン・レノンとオノ・ヨーコのCDや、ローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイを聴いていた。そして自分自身に言ったの。19歳の私は、今の私に何をして欲しいかしらって」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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