役者引退否定のジャック・ニコルソン、プレイボーイは引退!

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役者引退否定のジャック・ニコルソン、プレイボーイは引退!

痴ほう症や記憶障害のために役者を引退すると報じられた76歳のオスカー俳優のジャック・ニコルソンは、直ちに役者引退を否定したが、代わりにプレイボーイ引退を宣言した。

離婚歴は1度のジャックだが、その後はアンジェリカ・ヒューストンやララ・フリンボイルなど若い女性たちと浮き名を流し、モデルとの間に2児をもうけたかと思えば、隠し子が発覚。私生児として母親の違う2人の子供の養育費を支払うなど、独身生活を謳歌しており、常に女性関係は華やかだった。

レオナルド・ディカプリオなどはそんなジャックを称賛しており、生涯現役を貫く覚悟だと思われていたが、「自分自身では、まだまだ若いと思っているし現役のつもりだけど、年には勝てないね。女性から魅力的だと思われなくなったんだから、もう大胆に人前で女性を誘惑したり、デートするのは辞めようと思う。別に何歳で現役を引退すると決めていたわけではなくて、ただ自分で潮時だと感じたんだ」

「僕が役者になった大きな理由の一つは、女性を魅了できることだった。役者になりたがっている男のほとんどは、それが目的だよ。正直になれば、男はみんないつだって女性と一緒にいたいと思っているよ。僕にも、とにかく女性が好きで好きでたまらない時期があったんだけど、今はもう、そうじゃなくなってしまったよ。ちょっと悲しいけど、でも役者という意味で言うと、年と共に深みのある役どころを演じることができるようになるし、年を取るのも悪いことばかりじゃないよね」とザ・サン紙に語っている。

とても正当な意見だが、ジャックがこのようにまともになってしまうのは、とても残念だ。今年、アカデミー賞授賞式の舞台裏でジェニファー・ローレンスを誘惑して、さらりとかわされてしまったのがショックだったのかもしれないが、まだまだ現役を続けてほしいものだ。【NY在住/JUNKO】

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