モンティ・パイソン、30年ぶりの再結成をメンバーが認める！

モンティ・パイソンが30年ぶりに再結成すると英紙ザ・サンが伝えた件について、メンバーのテリー・ジョーンズが噂は本当であるとBBCニュースに認めた。

｢僕らは再結成する。一緒にステージでショーをやるんだ。本当だよ。とてもエキサイティングだ。うんと金儲けできるといいと思う。家のローンも全額返済できるといいな｣とジョーンズが語ったとBBCニュースのサイトが伝えている。

再結成の発表は11月21日(木)にロンドン市内で正式に行われるそうで、エリック・アイドルも11月18日に｢モンティ・パイソンの記者会見までわずか3日になった。ビッグなニュースイベントになるから、パイソンファンは要注意｣とツイートしており、翌19日にもツイッターに｢モンティ・パイソンのミーティング。待ちきれない。木曜日の記者会見はSKYニュースが生中継するらしい｣と書いていた。

モンティ・パイソンの全メンバーがそろって仕事をしたのは1983年の映画『人生狂騒曲』が最後で、その6年後にはグレアム・チャップマンが病死している。その後、再結成の噂は何度もあったが、ジョン・クリーズが｢絶対にあり得ない｣と否定したこともあった。再結成初のパフォーマンスは舞台だが、その後、テレビの特番や映画が予定されているという噂もあり、来年はパイソンファンには楽しみな年になりそうだ。

後の世代に影響を与え続けてきたモンティ・パイソンの再結成だけに、英国ショービズ界のリアクションは大きく、｢僕は(舞台を)予約する。彼らがどんなことをするにしろ、見る価値は絶対にある｣とコメディアンのビル・ベイリーがガーディアン紙に書けば、コメディ俳優のデビッド・シュナイダーは｢不安なのは、全然おもしろくなかったらどうしようということだ。彼らは年を取っているし、金持ちになっている。先鋭的でなくなっているのではないか｣とBBCに語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】