スカーレット・ヨハンソンの“声”、ゴールデングローブ賞のノミネートから外れる

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スカーレット・ヨハンソンの“声”、ゴールデングローブ賞のノミネートから外れる

スパイク・ジョーンズ監督作『Her』(全米12月18日公開)で、声だけ出演しているスカーレット・ヨハンソンが、ローマ映画祭で主演女優賞を受賞したことは業界初の出来事として大きな話題となったが、ゴールデングローブ賞ではノミネートの対象にならないことがわかった。

Digitalspy.comが報じたもので、「スカーレットは、12月12日にノミネートが発表されるゴールデングローブ賞の助演女優賞のカテゴリーにノミネートされる資格はなくなったが、まだアカデミー賞や全米映画俳優組合賞のノミネート資格は残っている」という。

同作は、近未来のロサンゼルスを舞台に、離婚で心に傷を負った孤独な作家のセオドア(ホアキン)が、新しく開発されたOSのサマンサという人工知能と恋愛関係に落ちるという、まったく新しい未来型のラブストーリー。スカーレットはOSの役どころのため、スクリーン上にまったく姿を見せずに声だけの出演となっているが、声がセクシーなだけでなく、変わっていくセオドアとの関係を声だけでみごとに演じていて、彼女のパフォーマンスには非常に高い評価が集まっている。【NY在住/JUNKO】

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