「仮面ライダーウィザード」フィナーレにスタンディングオベーション!白石隼也も「心から嬉しい」と感極まる

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「仮面ライダーウィザード」フィナーレにスタンディングオベーション!白石隼也も「心から嬉しい」と感極まる

「仮面ライダーウィザード」と「仮面ライダー鎧武」が共演する映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の初日舞台挨拶が12月14日に新宿バルト9で開催。本作で「仮面ライダーウィザード」がフィナーレを迎えたとあって、会場からは「ありがとう!」とスタンディングオベーションが沸き起こった。万雷の拍手を浴びて、仮面ライダーウィザードの白石隼也も「びっくりしました!」と口元を押さえるなど感激の面持ち。「心から嬉しいです。ありがとうございます!」と喜びの言葉を語った。

前作「仮面ライダーウィザード」と、この10月から放送を開始した「仮面ライダー鎧武」が共演し、新旧ライダーの橋渡しとなる本作。この日は、白石隼也、奥仲麻琴、永瀬匡、戸塚純貴、高山侑子、佐野岳、小林豊、高杉真宙、久保田悠来、志田友美、劇場版にゲスト出演するタレントの敦士とJOY、主題歌を担当したhitomi、田崎竜太監督の総勢14名がズラリと登壇。

白石は「今日で『ウィザード』が最後だと思うとさみしい気持ちもする」と挨拶。「この映画で、本当に『ウィザード』が完結するんだという気持ちで撮影をしていた」と振り返った。一方、仮面ライダー鎧武の佐野は「鎧武にとって初めての映画」とコメント。「テレビ版もあるし、春に映画もあるので、気を引き締めてやっていこうと思います。1年間、応援お願いします!」と会場に語りかけた。

また、主題歌『TEPPEN STAR』を担当したhitomiは、「『仮面ライダー』の歌をやりたいと言っていたら、夢が叶った」と、念願のコラボレーションであったことを告白。「もうすぐ5歳の娘がいるのですが、『主題歌をやる』と言ったら、めっちゃテンションが上がっていた。自分の株も上がりました」と笑顔を見せていた。

最後にはサプライズで、田崎監督と奥仲から、白石に宛てた感謝のメッセージが贈られた。田崎監督は「白石さんは主役としてみんなを引っ張ってくれた。仮面ライダーウィザードというキャラクターに命の火を灯し、ファンの皆様を魅了し続けました。これこそが、最強にして最高の魔法であることは間違いがない」。奥仲も「私は初めてのお芝居の現場だった。白石くんが優しく教えてくれて、白石くんが初めて共演する役者さんで良かった」と緊張しながらも、心からの言葉をかけていた。

仲間からの温かな言葉とファンの大歓声に包まれた白石は、「みんなに助けてもらって、ようやくここまで辿り着いた」と胸中を吐露。「それぞれの道には進みますが、これからの仮面ライダーのシリーズをもっともっと盛り上げて、ずっと続く作品にしてほしいと願っています」と熱を込め、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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