クエンティン・タランティーノ監督、『キル・ビル』の続編について語る
ユマ・サーマン主演作『キル・ビル Vol.1』(03)と『キル・ビル Vol.2』(04)でメガホンをとったクエンティン・タランティーノ監督が、期待の続編について語った。
ユマが妊娠したため彼女が復帰するまで待っているほどユマを寵愛していたタランティーノ監督は、かつてはユマが主役の続編について意欲をのぞかせていたが、「『キル・ビル Vol.2』の続編は考えていないよ。すべてやるべきことはやったから」とDigtalspy.comに語っている。
また、10本撮ったら引退を考えていたというタランティーノ監督だが、現在は11本の作品でメガホンをとり、17本の脚本を手掛けていることについて、「10年ごとに約3本の映画を作って10本撮ったらやめようと思ったけど、まだやってみたいことがあったから続けているよ。いまという時を楽しんでいるし、とても満足している。撮りたいジャンルはもうないけれど、やるとしたらホラー」なのだとか。
アカデミー賞にノミネートされた『ジャンゴ 繫がれざる者』(12)とは違った内容のウェスタン映画の構想もあるようで、業界で受け入れられている限りは監督業を続けていくようだ。【NY在住/JUNKO】
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