シネコンで街が変わる!?2014年以降はあの街に新館がオープン!

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シネコンで街が変わる!?2014年以降はあの街に新館がオープン!

映画館の淘汰が進み、ミニシアターが相次いで閉館しているなか、スクリーン数を伸ばしてきたシネマコンプレックス(複合映画館)。13年11月22日には「TOHOシネマズららぽーと船橋」が、13年12月20日には「イオンシネマ幕張新都心」がオープンするなど、活況を見せている。そんなシネコンの新館と出店する街に注目して2014年以降にオープン予定をまとめてみた。

まず、3月20日(木)に日本橋のCOREDO室町2内でグランドオープン予定の「TOHOシネマズ日本橋」。特筆すべきは“日本橋エリアで初のシネコン”だということ。江戸時代に商業、流通、経済の中心地として発展し、現在は日本有数のオフィス街として栄えている日本橋。伝統あるこのエリアにシネコンがオープンするのは意外にも今回が初めて。土地柄にふさわしく、上質な映画を高品質の環境で鑑賞できる“大人のシネコン”として注目を集めそうだ。会社帰りに、または休憩時間に映画を楽しむという鑑賞スタイルも定着するかもしれない。

続いては、3月16日(日)にオープン予定の「イオンシネマ和歌山」。新時代シアター「ULTIRA」、音響システム 「ドルビーアトモス」、そして映画と連動して動くシート「D-BOX」など、関西地区初となる最新設備が目白押しだ。和歌山市北部の学園都市・ふじと台に立地し、10スクリーン、約1800席を備えた県内最大級のシネコンとなる。開発が進む当地区には県内のみならず、広域な集客が見込まれているため、関西の新たな映画の発信地として機能していくだろう。

世田谷区としては初のシネコンとなるのが2015年4月にオープンが予定されている「109シネマズ二子玉川(仮称)」。10スクリーン、約1700席が設備されるだけでなく、豊かな自然環境を意識した開放感あるれる劇場として計画されている。緑と水の多い二子玉川の街と調和した新たなエンタテインメントスポットとして、早くも近隣住民からの期待が高い。

また、特にオープンラッシュが続くTOHOシネマズでは、2014年春に「TOHOシネマズくずはモール」(大阪府)、2015年春に「TOHOシネマズ新宿」、2017年秋に「TOHOシネマズ上野」を開業予定。関東、関西の主要エリアに新館がオープンすることで、それぞれの街にどのような影響が及ぶのか。今後の動きに注目しながら、各シネコンの新館完成を楽しみに待ちたい。【トライワークス】

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