サシャ、“ボラット”姉妹作に評論家騒然

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サシャ、“ボラット”姉妹作に評論家騒然

「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」を世に送り出したサシャ・バロン・コーエンが、姉妹編ともいえる新作「ブルーノ(原題)」で映画評論家たちを騒然とさせている。

“ブルーノ”は“ボラット”同様、サシャのコメディ番組「アリGショー」に登場するキャラクターで、思いっきりゲイのオーストリアのTVレポーター。映画版では、番組を降板させられたブルーノが、米国でセレブリティーになるためにアフリカから養子を貰う(子供とiPodを交換するらしい)のだそうで、きわどい風刺の散りばめられた、「ボラット」以上に破天荒な作品に仕上がっているという。

Yahoo! UK Moviesの編集者は“今年7月に(英国)公開になれば、議論を呼ぶことになるのは間違いない”と太鼓判を押しており、ブルーノに扮したサシャの写真が妙にハンサムなのもまたシュールさを感じさせる。【UK在住/ブレイディみかこ】

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