シエナ・ミラー、「私はモラルに反することもしてきた」

映画ニュース

シエナ・ミラー、「私はモラルに反することもしてきた」

英紙ニュース・オブ・ザ・ワールドの盗聴事件の公判で、シエナ・ミラーがジュード・ロウとの交際中にダニエル・クレイグと浮気していたことが判明し、ダニエルの携帯電話に「愛しているわ」というメッセージを残したテープが存在することも明らかになった。

くしくも公判と時を同じくしてシエナのインタビューを掲載した男性誌が発売されており、シエナは「モラルに反することもしてきた」と自らの過去を振り返っている。

「私はものを知らなすぎた。私は故意に物事を破壊してしまうの。他者との関係もいくつか壊してきたわ。撮影所では、私は最初に来て最後に帰るような役者なの。クルーと仲良くなって、プロフェッショナルに仕事に集中する。だけど、職場以外では、してはいけないことをしていた。ハリウッドで再びチャンスを与えられたことは幸運だわ。私は本当にひどかったから。私の私生活についての記事は読むに耐えないものばかりだった。人々は、人間として認められないと思う俳優が出ている映画は観たくないものだから」と英国版エスクァイア誌に語り、「でも、モラルに反すると思うようなことはしていないんでしょう?」という質問に「しました」と答えている。

略奪愛や不倫ばかり続けていたころは、シリアル・キラーを文字って“シリアル・ミラー”とも呼ばれていたシエナだが、いまは婚約者のトム・スターリッジとの間に子どもも生まれすっかり落ち着いたようで、「朝起きて、『私には家族がいる。私は大人になったのよ!』と思う。いまでも信じられない」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】

作品情報へ