エマ・ワトソン、『ノア 約束の舟』の過酷な撮影現場を語る

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エマ・ワトソン、『ノア 約束の舟』の過酷な撮影現場を語る

新作『ノア 約束の舟』(6月公開)の撮影現場で腐った水を飲んで具合が悪くなってしまったエマ・ワトソンが、それを演技に活用するようにとダーレン・アロノフスキー監督に言われてしまったらしい。

『ノア 約束の舟』は環境保護をテーマにする作品なので、撮影現場ではボトル入りのミネラルウォーターを飲むことが禁止されていたという。しかし、早朝の撮影で喉が渇いていたエマは、つい3か月も前から放置されていた水を飲んでしまったらしい。

「ダグラス・ブースと私のシーンのほとんどが、早朝4時から7時の間に撮影されたの。あの時間帯に、私はまともに機能できない。あの作品には環境保護のメッセージがあるから、監督がすべてのスタッフや俳優に撮影現場でボトル入りの水を飲むことを禁止していた。そのおかげで早朝の撮影はいっそうハードになったわ。リサイクル可能なものはすべてリサイクルしなくてはいけなかった。とても疲れて意識がぼんやりしている時にそれは難しいわ。ある朝、私はくたびれきっていたので、トレイラーのマグカップを掴んで、ずっとそこにあった水を飲んでしまったの。3か月も放置されていた水だった。ものすごく具合が悪くなったわ。翌日監督に『撮影に参加できません。すごく気分が悪い』と言ったら、『それを演技に使いなさい』と言われた。私はバスの方を向いて『ジョークなの?彼はジョークで言ってるの?』とアピールしたけど、みんな沈黙していた」とWonderland誌のインタビューで話している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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