櫻井翔「しばし呆然」!『神様のカルテ2』の感動を語る
3月21日に映画『神様のカルテ2』が公開を迎え、主演の櫻井翔をはじめ、宮崎あおい、要潤、市毛良枝、深川栄洋監督が東京・TOHOシネマズスカラ座で舞台挨拶を行った。
若手内科医・栗原一止(櫻井翔)が、地方の病院で末期がん患者と向き合い、成長していく姿を描いた『神様のカルテ』は、2011年夏に公開され大ヒット(観客動員158万人、興収18.9億円)。本日より公開される2では、あの感動作が新たな心をつなぐ物語として帰ってくる。
完成した映画を年末に鑑賞したという櫻井は「見終わったあとにしばし呆然とするほど感動しました」と感想を述べ、「2に参加することに躊躇があったんですけど、エンドロールに自分の名前も刻まれ、参加して良かったなと思えました」と喜びを語った。
一方、宮崎はロケ地の御嶽荘について「セットの作り直しはあったんですけど、居心地の良さは変わらずでした」と振り返った。また、要は「藤原竜也(一止の同級生)の気持ちが非常に理解できました。劇中で櫻井くんが藤原くんにコーヒーを頭からぶっかけたときは、もう殴っていいんじゃないかと思いましたね(笑)」と、なぜか“藤原推し”であることを強調。これには櫻井も、「そんなに思いを重ねてました?そこは(要が演じている)砂山先生で良いんじゃないですか?」と突っ込みを入れ、会場は笑いに包まれた。要は最後に、「いや、それくらい非常にリアル感のあるドラマになってます!」と、力強く解説を付け加えていた。
そして櫻井は、本作について「一番最後にお誕生日のケーキを持ってくるシーンがあるんですけど、実はそこのテレビの横に嵐のDVDを置いてるんです。端の方に…。あとは前作に出てくる小道具なども少し作り直して変わっていたりするので、そういうのに注目して見るのも楽しいかもしれませんね」とアピール。宮崎も「一止さんと榛名さんのマフラーがペアという裏設定もあります」と注目ポイントについて語り、観客を驚かせていた。【取材・文/平井あゆみ】