阿部寛&上戸彩が世界遺産を満喫!ナポリの王宮でワールドプレミア開催
全6巻累計900万部の大ヒットコミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』(12)。興行収入59.8億円という記録だけでなく、第37回トロント国際映画祭に正式招待されるなど、海外でも“お風呂ブーム”を巻き起こした。その続編となる映画『テルマエ・ロマエII』(4月26日公開)でも海外での人気は健在!現地時間の4月9日、本作のワールドプレミアがイタリア・ナポリで開催され、出演者の阿部寛、上戸彩、監督の武内英樹が登場。集まった300人の観客を前にした阿部は、イタリア語で「観てくださって心より感謝します!」と挨拶し、会場を盛り上げた。
今回のワールドプレミアはナポリ郊外にある世界遺産・カゼルタ王宮の宮廷劇場で行われた。18世紀に建てられたこの宮廷劇場は、王家のため音楽や演劇が上演されてきた由緒正しき場所だ。日本映画が上映されるのは今回が初めてだというこの劇場の荘厳な雰囲気に圧倒された阿部は「こんなに素晴らしい劇場で『テルマエ・ロマエII』を上映できるなんて、とても驚いています」と語った。
プレミアの上映中、場内には笑い声があふれ、上映後にはスタンディングオベーションも巻き起こった。さらに客席で映画を観ていた阿部、上戸、武内監督に観客が気づくと場内のボルテージは一気に最高潮に。観客の反応を受け、上戸が「パート1で初めてイタリアで上映された時は不安でいっぱいでしたが、イタリアの皆さんが大きく笑ってくださることがすごく自信につながりました。今回もみなさんからエネルギーや勇気をもらうことができ、感謝しています」と感動を伝えた。
ワールドプレミアに参加した観客からは「阿部さんは、区別がつかないほど古代ローマ人に見えた」「イタリアの笑いとは違う笑いが満載で本当に面白かった」「笑い死にしそうなくらい笑った」といった感想が上がるなど、イタリア人に高評価を受けた『テルマエ・ロマエII』。この勢いそのままに、4月26日(土)“よい風呂の日”に日本公開を迎えるが、上戸は公開に先駆けて「笑えるところが盛りだくさんなので、日本の方もリラックスして劇場に遊びに来るような、お風呂につかりにくるような、そんなつもりで劇場へ来てもらえたら嬉しいです」とメッセージを残した。【Movie Walker】