キャサリン妃、リサイクル服の着こなしに出るロイヤル度の進化!
キャサリン妃は、庶民的な店から購入した服を着て公務を行ったり、一度着た服を何度もリサイクルして着用することで知られている。今回のニュージーランド外遊の8日目に着ていた赤のスーツも、11年に公務でセント・アンドリュース大学を訪れた際に着ていたスーツと同じであることが話題になっているが、英紙デイリー・メイルによれば、3年前の着こなしと現在のそれとでは、キャサリン妃のロイヤル度がぐんとアップしていることがわかるという。
11年にこのスーツを着ていた時には、黒いタートルのニットを下に着て、足元は黒いタイツに膝下の長さのブールを履いていた。しかし、ニュージーランドのクライストチャーチを訪れた際には、下には何も着ておらず、足元も肌と同系色のストッキングにシンプルな黒いヒールを履き、耳にはシンプルな真珠のイヤリングを下げていた。「11年には隣の家のお嬢さんのような着こなしだったが、最近の写真はジャッキー・ケネディをシックにしたようなスタイリングになっている」とデイリー・メイル紙は書いている。
また、キャサリン妃は髪も11年よりずっと明るい茶色に染めており、「彼女は白髪が出始めているので、明るい色に染めたほうが手入れは簡単です」とセレブ客を多く持っている美容師のリー・ラドリーは語っている。
同紙が掲載している写真の赤いスーツはまったく同じものに見えるが、セレブ御用達のスタイリスト、ジェード・エリオットによれば、スカート丈が若干変わっているそうで、「ジャケットはリサイクル服ですが、スカートはこっそり数センチ長くなっています」と証言している。スカートが風でまくれ上がっている写真を何度も撮影されて「彼女のスカート丈は短すぎる」とエリザベス女王から苦言を呈されているせいか、キャサリン妃のスカートの丈は以前より長くなっているようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】