福士蒼汰が柴咲コウのハートを射止めた!「これから頑張っていきたい」と笑顔
人気アニメの劇場版最新作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の初日舞台挨拶が4月19日にTOHOシネマズ有楽座で開催され、ゲスト声優を務めた福士蒼汰とパトリック・ハーラン、主題歌を担当した柴咲コウ、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也が登壇。歌姫・柴咲をめぐって、福士とパトリックが“ラブスナイパー対決”に挑むなど、会場を大いに盛り上げた。
「名探偵コナン」原作連載20周年記念映画で、シリーズ第18作目となる本作。ありえない距離からの狙撃事件をきっかけに、警察とFBIをも巻き込んだ大パニックが巻き起こる。コナンの声を演じる高山が「いかがでしたか?」と語りかけると、会場からも大きな拍手。さらに、「今回は『ハリウッドじゃない?』と思うくらいのアクションがある。18作目にして、ここまでいろいろやったは初めて」と手応えも十分だ。
福士は「声に表情をつけるというのは、初めての経験。英語のセリフもあったので、ドキドキでもあり、楽しみでもあった」と得るものも大きかった様子。演じたのは、32歳の男・ケビン・ヨシノ役。「コナンくんも20周年で、僕も20歳。縁のある作品で、新しい挑戦ができたのは光栄」と喜びを語り、「32歳の男ということで、声をしゃがれさせなきゃと思った。自分は甘っちょろい声をしているんだなと実感した」と苦笑いを見せていた。
昨年の劇場版ではゲスト声優、今回は主題歌「ラブサーチライト」を手掛けたのが柴崎だ。以前からコナンのファンだという柴崎は「2年連続で、コナンの映画に関われて光栄」とニッコリ。「主題歌は、映画をまとめる役割。作るのには、緊張もした。映画のスピード感を後押しできる曲になれば良いなと思った」と歌に込めた思いを教えてくれた。
また、映画タイトルにちなんで、福士とパトリックが“ラブスナイパー対決”を繰り広げたこの日。コナン原作20周年にかけて、それぞれが20年前の写真を披露し、柴崎が「どちらにキュンとしたか」を判定することになった。福士の赤ちゃんの頃の写真がスクリーンに投影されると、どこか面影のあるキュートな表情に、会場からも「かわいい!」の声。一方、23歳当時はモデルをしていたというパトリックは、ヒゲをたくわえたクールな写真を披露。
「よろしくお願いします!」と2人から手を差し出された柴崎は、「悩みますね」とかなり困惑した様子だったが、「(パトリックさんも)衝撃的に格好良かったのですが、将来性ということで」と福士の手をとり、勝者は福士に決定。見事、柴崎の心を射止めた福士は、「嬉しいですね。将来性を見込まれたということで、これから頑張っていきたい」と、笑顔でますますの成長を約束していた。【取材・文/成田おり枝】