GWのアニメ興行は大激戦!名探偵コナンが『アナと雪の女王』を撃破

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GWのアニメ興行は大激戦!名探偵コナンが『アナと雪の女王』を撃破

いよいよ始まる大型連休に先駆けて、映画界はGW興行がスタート。毎年恒例のアニメシリーズ「名探偵コナン」「クレヨンしんちゃん」の最新作2本が好スタートを決め、『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』が5週連続で動員数・興収ともに1位を記録していた『アナと雪の女王』を退けた。

全国341スクリーンで公開された本作は、土日2日間で動員64万9865人、興収7億8933万2300円を記録。この興収成績は、36.3億円でシリーズ最高となった2013年公開の第17作『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』の117.5%となる数字。本格ミステリーアニメとして大人のファンも多い同シリーズだけに、ここ5年は最終興収30億円突破が続いていたが、18作目となる今作に至っては初の40億円突破も見えてきた。

一方、3位スタートの『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』も土日2日間で動員29万4599人、興収3億3893万200円で、前作『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』の150.4%と前年を上回る成績に。こちらもアニメ「キルラキル」などの脚本を務めた中島かずきが初めて脚本として参加したことで注目を集めていた。

一方、動員数ランキングでは1つ退いた形となった『アナと雪の女王』ではあるが、興収では8億2678万1000円と1位をキープ。4月20日までの累計動員は867万人、興収は107億円を突破し、さらに4月26日(土)からは『~みんなで歌おう!歌詞付き/日本語吹替版・字幕版』が限定公開されるなど、まだまだ話題に事欠かない同作だけに快進撃は続きそうだ。【トライワークス】

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