阿部寛が「第2回濃い顔決定戦」で勝利!前回覇者の北村一輝は「これが正しい」と満足げ

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阿部寛が「第2回濃い顔決定戦」で勝利!前回覇者の北村一輝は「これが正しい」と満足げ

大ヒットコメディの続編『テルマエ・ロマエII』の初日舞台挨拶が4月26日の“よい風呂の日”にTOHOシネマズ日劇で開催され、阿部寛、上戸彩、北村一輝、宍戸開、武内英樹監督、原作者のヤマザキマリが登壇。急遽、キャスト陣からのリクエストにより、「第2回濃い顔決定戦」が行われ、主演の阿部に栄冠が輝いた。

「“よい風呂の日”公開」と宣伝文句にしてきた本作だが、このたび、4月26日が“テルマエ・ロマエ よい風呂の日”として日本記念日協会から正式認定されることが決定。そのことを記念して、「日本一お風呂が似合う俳優・女優」を選ぶことになった。すると、阿部から「それよりも、ストレートに『濃い顔決定戦』をやった方が良いんじゃない?」と突然のリクエスト。会場からも大きな拍手が上がったが、まずは、「日本一お風呂が似合う俳優・女優決定戦」をスタートすることになった。

会場からの拍手が多い人が優勝となるが、圧倒的に票を集めたのは上戸だった。上戸は「本当に嬉しい!」と大きな笑顔。本作では混浴シーンにもチャレンジしているが、「混浴シーンの前に、『絶対に背中をきれいに鍛えてやる』と思って、ブルガリアの撮影にジムグッズを持っていったんです。でもブルガリアのジムでは、必ず誰か“濃い顔”の方が体を鍛えていて。阿部さんは常にいるし、みんなでマシンの取り合いだった」と暴露。

“濃い顔”の面々のパワーにおされ、「あまりトレーニングができなかった」という上戸だが、観客からの「お風呂が似合う」との声に安心した様子。阿部は「混浴シーンでは、(上戸)をいやらしい気持ちで見ていました」とニヤリ。会場の笑いを誘っていた。

その後、改めて「第2回濃い顔決定戦」が決行された。前回の覇者は北村だったが、舞台挨拶の冒頭から、阿部は「今日はヒゲをそっているから薄まったと思っているかもしれないけれど、本当に濃い顔だよ」と北村をいじり倒すなど、終止、仲の良い様子の2人。前回の敗退について阿部は「全然、悔しくない。横綱には勝てない」と話すなど、北村の“濃さ”に脱帽だった。

結果、この日は阿部と北村にほぼ同票が集まった。これには、判定者となったヤマザキも頭を悩ませていたが、「阿部さんにしよう!」と意を決し、優勝者に阿部を選んだ。阿部は「北村くんでしょう?」とあくまでも北村を推していたが、北村は「これが正しい」と満足気な表情。トロフィーのプレゼンターとなった上戸は「これからもその眼力、眼圧で。また共演できることを楽しみに待っています。おめでとうございます!」と楽しそうに祝福していた。【取材・文/成田おり枝】

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