ポニョ、アバターを超えた!混戦のGWシーズンを制した『アナと雪の女王』が国内歴代8位の快挙

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ポニョ、アバターを超えた!混戦のGWシーズンを制した『アナと雪の女王』が国内歴代8位の快挙

ゴールデンウィークと重なり、各作品が好成績を記録した5月3日~4日の映画ランキング。首位に輝いたのは公開8週目となる『アナと雪の女王』(公開中)だ。5月6日までの累計興行収入は驚きの159億円を突破(興行通信社調べ)。最終興収155億円の『崖の上のポニョ』(08)など名だたる作品を抜き、邦洋合わせた国内歴代興収ランキングの8位にランクインする快挙を達成した。

洋画のアニメ作品としては日本歴代1位を達成していた『アナと雪の女王』だが、連休シーズンということもあって、その成績は一気に飛躍。『ジュラシック・パーク』(93)、『アルマゲドン』(98)、『アバター』(09)など誰もが知るハリウッド大作をごぼう抜きし、実写作品を含めた洋画の国内歴代興収ランキングでも4位につけた。この勢いは日本だけのものではなく、全世界での歴代アニメーション興収1位、実写作品を含めた全体でも歴代6位など、各記録を更新中だ。

一方、先週の3位から1ランクアップとなった『テルマエ・ロマエII』(公開中)も動員前週比113%と大幅に成績を伸ばし、5月3日~4日の週末ランキングで2位を記録。累計動員199万人、累計興収25億円を突破するなど、12年のGWに公開された前作を上回る勢いで数字を伸ばしている。またゴールデンウィークの定番となった「コナン」シリーズの劇場版最新作『名探偵コナン 異次元の狙撃手』(公開中)も依然好調をキープ。累計動員259万人、累計興収31億円を記録し、週末ランキングで3位に入った。また、5位の『相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ 』(公開中)も累計動員100万人、累計興収13億円を突破する好調ぶりを見せた。

話題作が入り乱れ、混戦となった今年のGW興行。そんな中で大記録を達成した『アナと雪の女王』は、最終興収272億円で洋画歴代トップの『タイタニック』(97)の記録にどこまで肉薄できるのか。いずれにせよ、今後も『アナと雪の女王』の動向に注目が集まるだろう。【トライワークス】

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