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ご当地キャラがズラリと参勤交代!気温上がるなか、さのまるくん、せんとくんらが映画をアピール

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ご当地キャラがズラリと参勤交代!気温上がるなか、さのまるくん、せんとくんらが映画をアピール

映画『超高速!参勤交代』(6月21日公開)のPRイベントが5月11日に有楽町マリオンで行われ、全国“歴史系”のご当地キャラクターが大集合。大名行列のように、ゆるキャラグランプリ2013で第1位に輝いた「さのまるくん」をはじめ、「せんとくん」など総勢23体が賑やかに登場すると、会場全体も楽しそうな笑顔があふれた。

イベントには本木克英監督も出席し、各地のご当地キャラクターから、献上品として名産品を受け取ることになった。本木監督も「これは何じゃ」「うむ、わかった」と品を受け取り、ノリノリで対応。その土地ごとのエピソードを披露しながら、「応援ありがとう!」と、キャラクターと笑顔で交流していた。

「フラおじさん」は、この日集まったなかで唯一、歴史とは関係のないキャラだが、映画の舞台となった福島県いわき市の観光ナビゲーターとして特別に参加した。映画にも、主人公がいわき市名物である大根を献上するシーンが登場するとのこと。本木監督は「日本人は、土から命をもらって生きてきたというメッセージを込めています」と、映画への思いを教えてくれた。

また、「かわいい!」と声援を集めていたのが「さのまるくん」だ。本木監督も「今、一番の人気なんでしょう?」と話しかけていた。晴天に恵まれ、気温も上がるなか、キャラクターたちの体調が心配されたが、とりわけ元気いっぱいだったのが、「せんとくん」。常にポーズを決めたり、各地の献上品に興味を見せたりと、フットワークの軽さを披露。本木監督も「もう、せんとくんは殿堂入りですよね。大スターですね」と言うほどの貫禄を見せつけていた。

キャラクターたちが所狭しと集まった様子に、「壮観ですね。これからは地方が頑張らないといけないと思った」と気持ちも新たにした本木監督。最後には、「娯楽時代劇の王道を行く映画になっています。チャンバラあり、恋愛ありの楽しめる映画です」と完成作をアピールしていた。

『超高速!参勤交代』は、城戸賞に輝き、小説化されるやベストセラーとなった同名作を映画化したコミカルな時代ドラマ。突如5日以内の参勤交代を強いられた湯長谷藩(現在の福島県いわき市)の藩主が、知恵を絞って無理難題に挑む姿が描かれる。【取材・文/成田おり枝】

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