ドリュー・バリモア「子どもは芸能界に入れるつもりはない」

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ドリュー・バリモア「子どもは芸能界に入れるつもりはない」

子役からキャリアをスタートしたドリュー・バリモアが、自分の娘は芸能界には入れないと断言している。

ドリューは赤ん坊のころからモデルとして活躍し、4歳で映画デビュー。7歳の時には『E.T』(82)に出演して一躍子役スターになったが、有名になると共に私生活が乱れ始め、9歳で飲酒、10歳でマリファナ、12歳でコカインに手を出し、リハビリ施設を出たり入ったりするようになって自殺未遂をはかったことも。そうした凄絶な体験を持つドリューは、自分の娘である1歳のオリーブと4月に生まれたばかりのフランキーには、俳優業をさせるつもりはないという。

「私は自分の娘たちに演技をさせるつもりはないわ。でも、彼女たちが18歳になり、自分の意志でそうしたいと思うんだったら考えるけど、それまでは絶対にダメ」と英紙デイリー・メイル日曜版の付録雑誌YOUに語っている。

とはいえ、『E.T.』に出演して世に出ることができたことに対してはいまでも感謝しているそうで、「『E.T.』出演は私に起きた最高のことだった。なぜなら、あの映画が私の人生を変えたからよ。私は家族や家庭といった基盤を持たない子どもだったから、映画は私にとってその代わりになるものを与えてくれた。でも、私の子どもたちは違うわ。彼女たちは、必要なものはなんだって持つことができる。彼女たちに『E.T.』や『チャーリーズ・エンジェルズ』を見せるのが楽しみだわ」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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