「キカイダー」への愛を語った入江甚儀、ファンに続編を約束!
70年代に登場し、あの「仮面ライダー」と人気を二分したと言われている「人造人間キカイダー」。この伝説のヒーローを現代に甦らせた映画『キカイダー REBOOT』が現在公開中だ。6月2日、新宿バルト9で本作のトークイベントが開催され、主演の入江甚儀、エグゼクティブプロデューサーの井上伸一郎、プロデューサーの白倉伸一郎が登壇。3人はそれぞれ「キカイダー」への愛を語り、会場のファンを楽しませた。
この日、劇中の衣装&ギターという姿で登場した入江だが「メイクさんにおしゃれにしてもらおうと思って頑張ったのに、普段の感じになっちゃった…。このギターも宣伝部の人に持たされたんです(笑)」と暴露。現場では髪型に苦労したようで「撮影期間は髪の毛がガッチガチにセットされていたので、いつもお風呂で困ってました(笑)」とエピソードを披露した。
そんな入江を両プロデューサーは絶賛。「彼は本当にロボットになりきっていたんです。瞬きもしないし、ロボットらしい動きを体得していた。本当にすごい!」と井上が賛辞を贈ると白倉は「撮影は冬だったんですが、大雪の日に彼は駅から走ってきたんです。なんていい奴なんだ(笑)。彼の人間的な魅力に我々は惹かれました。今度写真集を出すそうなんですが、男性の写真集を初めて見てみたいなって思いました(笑)」とべた褒めした。
イベントの終盤、ファンから続編について聞かれると、入江は「今回は続編を匂わせるような終わり方になっていますからね…。続編があるなら、僕はぜひやりたいです!」と宣言。これを受け、白倉は「監督曰く、3本ぐらいスピンオフを撮らないと続編はないそうです。おそらく10年後になるかも…(笑)」と苦笑い。しかし、そんな意見も押しのけ、入江は「今回、いろんな人の『キカイダー』への愛が積もった作品になりました。“リベンジ”か“リターンズ”かわかりませんが、みなさんの愛があれば、続いていくと思います!」と豪語。ファンを大いに沸かせてトークイベントを締めくくった。【取材・文/トライワークス】