榮倉奈々や高梨臨がイヤ!?加瀬亮が「願い下げです」と宣言!
榮倉奈々主演のハワイを舞台にしたラブコメディ『わたしのハワイの歩きかた』(6月14日)の完成披露試写会が、6月4日に新宿バルト9で開催され、榮倉奈々、高梨臨、瀬戸康史、加瀬亮、宇野祥平、中村ゆり、前田弘二監督が登壇。榮倉は「今すぐハワイに行きたいような映画になっていました」と、笑顔で手応えを語った。
劇中の登場人物で誰が好みかと尋ねられたゲスト陣。榮倉は「3人ともチャーミングで素敵。私は、本間ちゃん(宇野祥平)と茜(高梨臨)の関係がすごくかわいかった。私の理想的な形でした」と言う。高梨は「みんな、ちょっとないかな」と本音を暴露した後、「本間ちゃんも大好きですが、おお……ってなるところもありますし。見終わった後の知哉(加瀬亮)だったら、良いかなと」と厳しい意見を口にし、会場は大爆笑。
加瀬は「男、全否定されましたが、こっちも願い下げですわ」と失笑。続けて加瀬は「前田監督の前作『婚前特急』(11)もそうでしたが、女性が強い。今回も、男は身の置き場をどうして良いのかわからなかった」と告白。中村は「20代前半だったら、知哉さん。リアリティでいくと本間ちゃん。一番平和で温かくて安心できるかなって」と語った。
最後に、榮倉は本作への思いをアピール。「全てが美しくまとまってなくて、それでもいいじゃんと思える。それが美しくて新鮮でした。イビツだけど、みんな一生懸命頑張っていて、みんながかわいいって思える映画でした」。
ハワイで挙式する友人の結婚式の二次会を頼まれた女性編集者のみのり(榮倉奈々)が、仕事を口実に訪れたハワイで、いろんな人々と交流していくという『わたしのハワイの歩きかた』。ハワイの魅力が満載のコミカルなラブコメディとなっている。【取材・文/山崎伸子】
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