アーノルド・シュワルツェネッガーが“破壊屋”に!最新主演作『サボタージュ』公開決定
2011年初頭にカリフォルニア州知事の任期を終えてから、『エクスペンダブルズ』シリーズや『ラストスタンド』(13)『大脱出』(13)でハリウッドへの完全復帰を果たしたアーノルド・シュワルツェネッガー。その最新主演作となる映画『サボタージュ』が、14年秋より日本公開されることが決定した。
今回、シュワルツェネッガーが演じるのは“ブリーチャー(破壊屋)”の異名を持つ、DEA(麻薬取締局)の捜査官ジョン・ウォートン。最強の特殊部隊を率いる彼は、8人の部下と共に麻薬カルテルのアジトへ奇襲をかけ、制圧に成功。しかし、一味の隠し金1000万ドルが消え、部下たちが1人ずつ惨殺される不可解な事件が発生し、チームは疑心暗鬼に陥っていく…というストーリーが展開する。
主人公ジョンは、犯罪を憎みチームの絆を重んじるリーダーだが、ダークなトラウマを内に秘め、法を逸脱した行為に手を染めることもある善と悪の境界が曖昧なキャラクター。シュワルツェネッガーといえば完全無欠のヒーローのイメージが強いが、その先入観を今回は覆されることになりそうだ。また、今年67歳を迎えるとは思えないほどパワフルなアクションも披露しており、こちらも見逃せない。
本作のメガホンをとるのは『トレーニング・デイ』(01)『S.W.A.T.』(03)などの脚本を手掛け、超リアルなポリス・アクション『エンド・オブ・ウォッチ』(12)での手腕が絶賛された気鋭の監督デヴィッド・エアー。さらに、サム・ワーシントンやテレンス・ハワード、ミレイユ・イーノスら脇を固めるキャストとシュワの絶妙なアンサンブルも必見だ。濃密なアクション、サスペンス、ミステリーが一体となった快作、期待して待とう!【Movie Walker】
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