川口春奈が福士蒼汰に「おめでとう!アーン」とファーストバイト
累計600万部を突破した葉月かなえの人気コミックの映画化作品『好きっていいなよ。』の完成披露試写会が、6月10日に新宿ピカデリーで開催され、川口春奈、福士蒼汰らキャストが舞台挨拶に登壇。福士が5月30日に21歳の誕生日を迎えたということで、映画にちなんだ特製ケーキが登場し、川口は観客と共に「おめでとう!アーン」と言いながら、福士の口へケーキを運び、ファーストバイトを実演した。
川口は、「大雪が降った日に撮影しました。夏ということで、氷とかを食べながら息を消してました」と真冬の撮影ならではの大変さを振り返った。福士も「反対側は大雪。大変でしたね」と苦笑い。また、福士は、4名から愛される役柄について「ここまでモテる役はやったことがなかったので、自分に務まるかなという不安がありました。でも、楽しくできて結果的には良かったかなと」と笑顔を見せた。
舞台挨拶には、川口、福士のほか、市川知宏、足立梨花、永瀬匡、西崎莉麻、山本涼介、八木アリサ、日向朝子監督も登壇。日向監督は「現場は和やか。みんな仲が良かったです。女の子たちは、最初人見知りもあったけど、だんだん映画のなかの3人のように仲良くなっていった。男の子の4人は、最初からチームワークができていました」と、現場の雰囲気の良さを語った。
最後に川口が「原作ファンもたくさんいらっしゃいますが、また、映画は別で見てほしいなと思っています。初めての恋愛もので緊張したけど、同年代の方から刺激を受けて、学ぶことも大きい現場でした」と、満足気にコメント。福士も「いろんな形の恋が描かれているので、そのなかで自分を投影して見てもらえれば、一層面白いんじゃないかと」と、力強くアピール。
『好きっていいなよ。』は、友達も彼氏も作らずに生きてきた16歳の少女・橘めい(川口春奈)が、学校一のモテ男・黒沢大和(福士蒼汰)に気に入られ、恋に落ちていくという青春ラブストーリー。人気グループ、ワン・ダイレクションによる主題歌「ハッピリー」も、物語を盛り上げる。【取材・文/山崎伸子】