D・クローネンバーグが『スター・ウォーズ8』の監督を断っていた!
デヴィッド・クローネンバーグが、『スター・ウォーズ エピソード8(仮題)』の監督をオファーされていたことが明らかになった。これは本人がHollywood Reporter誌のサイトに語ったもので、オファーがきたのはエピソード7の監督がJ・J・エイブラムスに決定したと発表された直後のことだったという。ディズニーの幹部から『スター・ウォーズ』のエピソード8以降の作品を監督してみないかと誘われたらしい。
「『ああ神様!もちろんやります!』と言う代わりに、僕は言ったんだ。『うーむ。僕はほかの人が作った題材を使って映画を撮る監督じゃないんです』ってね。あそこで断らなければどういうことになっていたかはわからないが、そこで終わったよ」とクローネンバーグ監督は話している。
クローネンバーグ監督は、『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』(83)の監督候補に挙がったこともあり、ルーカスフィルムからオファーを受けていたことを明かしたことがある。当時彼と一緒に候補に挙がっていた監督にはデヴィッド・リンチもいたということを明かし、「製作側はあんまりいいアイディアじゃないとすぐに気付いたみたいだった」と語っていた。
『スター・ウォーズ エピソード8(仮題)』の監督はライアン・ジョンソンが有力で、すでに交渉に入っているとも伝えられている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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