渡辺謙、松井秀喜からの『GODZILLA ゴジラ』へのエールに感謝!
『ゴジラ FINAL WARS』(04)以来10年ぶりとなる『GODZILLA ゴジラ』(7月25日公開)のジャパンプレミアが、7月10日に東京国際フォーラムで開催。レッドカーペットアライバルイベントの後、渡辺謙、来日したギャレス・エドワーズ監督、日本語吹替版のヒロインを務める波瑠が舞台挨拶に登壇。渡辺は「あまりにゴジラの威力がすごくて、台風まで連れてきてしまいました。お帰りになる時は、ヤツも上陸している可能性があります」とおちゃめに挨拶をした。
渡辺は、5月にロスで開催されたワールドプレミアにも登壇したそうで「世界各国のメディアから取材を受け、こんなにゴジラを思っていてくれる人が世界にいたんだと感じました」と感動しきりの様子。波瑠も「ゴジラはヒーローのように格好良い」とアピール。ギャレス・エドワーズ監督は「幸い、世界でヒットしていますが、これは日本のもので、いま、故郷へ戻すという気持ちでいます」と、日本の観客に敬意を払った。
また、「ゴジラ」の愛称で知られる松井秀喜からも、ニューヨークから『GODZILLA ゴジラ』を応援するビデオメッセージが届いた。「ニューヨークの盛り上がりはすごいです。『ゴジラ』が盛り上がっていると、なぜか自分のことのようにうれしく思います」とユーモアあふれる内容に会場も大受け。
渡辺は、松井について「彼も野球の世界で結果を残し、多くの方の記憶に残るプレイをされた日本人の誇り」と称えた。さらに松井や、プレミアに参加した吉田沙保里、澤穂希などが国民栄誉賞の授賞者ということで、ゴジラについても「“国民破壊栄誉賞”かもしれない。これだけ長い間愛され続けているのは、ゴジラとミッキーマウスくらい。日本の代表的なコミコンだと思っています」と、充実感あふれる表情で語った。【取材・文/山崎伸子】