ロビン・ウィリアムズがパーキンソン病にかかっていたことを妻が公式発表
8月11日に他界したロビン・ウィリアムズがパーキンソン病を患っていたことを妻のスーザン・シュナイダーが公式発表したと英紙ガーディアンが伝えている。
スーザンによれば、ロビンは初期段階のパーキンソン病にかかっていたが、まだそのことを公表する心の準備はできていなかったらしい。彼女が発表に踏み切ったのは、同じ病にかかっている人々に、恐れずに必要なサポートを受けて欲しいからだという。
「ロビンはその人生の多くの時間を、他者を助けるために費やしました。ステージや映画やTVで人々を楽しませている時も、軍隊を慰問している時も、病気の子どもたちを訪問している時も、彼は人々に、怖がることを止めて笑って欲しかったのです。彼が他界して以来、それぞれの人生で彼に出会った大勢の人々から溢れるほどの愛と称賛が寄せられていることは、私たち家族の心の慰めです」
「彼の最大の遺産は、彼が多くの人々、とりわけ個人的な戦いをしている人々に与えた喜びと幸福です。彼は飲酒はしていませんでした。彼はうつ病や不安だけでなく、初期段階のパーキンソン病とも勇敢に戦っていました。しかし、そのことを公表する心の準備はできていませんでした。ロビンの悲劇的な死をきっかけに、なにかと戦っている人々が勇気を出して必要なケアとサポートを求め、もう怖がらなくても済むようになってくださればと願っています」という声明文をスーザンは発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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