佐藤健に福山雅治が、目にケガをさせたことを謝罪。『るろうに剣心』最後の舞台挨拶
『るろうに剣心 京都大火編』(公開中)の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が、9月23日に新宿ピカデリーで開催され、主演の佐藤健、大友啓史監督が登壇。今日1日ですでに8箇所の劇場を回り、ここが最後の舞台挨拶となった2人。佐藤は剣心役について「一生に一度、出会えるか出会えないかの役」と感慨深い表情を見せた。舞台挨拶では、サプライズで比古清十郎役の福山雅治からのお祝いメッセージも代読された。
佐藤は、剣心役について「人生の師匠であることは変わりない。プライベートで悩んだ時、剣心だったらなんて言うだろう、どうしただろうと、正解を導くための大きな指針になっている」と深い思い入れを吐露。また、剣心に「おつかれ。幸せになってほしいと言いたい」と語った。
福山からのメッセージは、佐藤との師弟関係を演じた喜びの感想で始まった後「竹林のシーンで、僕の剣さばきが未熟だったことから、目にケガをさせてしまった。その時、温かいメールをいただきました。本当にやさしいですね」と佐藤へのお詫びと感謝の言葉が。佐藤は「温かいメールをもらったのは僕の方。申し訳ないです」と恐縮。
さらに、大友監督が、ケガをした佐藤の充血した目をカメラに収め、劇中で使用したことも福山の口から明かされたが、大友監督は「良かったんです。想定外なことがいろいろと起こるけど、ネガティブなこともポジティブに取り込むぐらいお構えでやってます」と力強く語った。
『るろうに剣心 伝説の最期編』は、9月13日に全国334劇場435スクリーンで公開され、初日3日間で103万4,988人を動員、興行収入は13億円を突破。初日2日間の興行成績は、71万7,948人を動員、興行収入9億1,947万9,200円で、土日オープニング成績では邦画、洋画を合わせても今年度国内No.1となった。9月22日で、『京都大火編』は、累計興収4,983,761,000円、『伝説の最期編』は、累計興収2,364,593,900円となり、ついに本日、シリーズ3部作で興収100億円を突破した。【取材・文/山崎伸子】