エレンとジャンの未公開シーンも登場!ビギナーでもわかる『劇場版 進撃の巨人』のポイントは?
コミックの売上は累計4000万部を突破、来年には実写化映画が公開されるなど、今、一大ブームを起こしている「進撃の巨人」。11月22日(土)からは、去年放送されたテレビアニメの1~13話を再編集した『劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢』が公開となる。本作には、家族を失い巨人の駆逐に命を懸ける主人公エレンが調査兵団へ入団、その後、エレン自身が巨人化していく様子が収められている。いわば、「進撃の巨人」の始まりの部分。そこで、公開前にビギナーでも楽しめる見どころを紹介しよう。
まずは、人間の形をしている巨人の恐ろしさ。体長は3~15メートルあり、人間を捕食する以外のことはほとんどわかっていない。巨人のなかには、50メートルを超す超大型巨人や、筋肉質の体を持つ鎧の巨人などが存在する。コミックで見ていても、巨人の異様な形相にゾクッとさせられるが、アニメーションで見ると、さらに怖い。巨人が人々を襲撃し、喰らう姿は、目を背けたくなるほどの迫力だ。
続いては、エレンの謎。普通の人間だったはずだが、戦闘中になぜか巨人化してしまうエレン。周囲の人間に敵だと疑われ、彼は自分が何者なのかわからなくなっていく。劇中には巨人化のカギを握る人物も登場するので、巨人化の理由を探りながら観るのも一興だ。
そんなエレンに匹敵する人気キャラクターと言えば、調査兵団の兵士長リヴァイ。人類最強の兵士と称されているだけあって、戦況を見つめる目はつねに冷静。荒っぽい物言いで、しょっちゅう部下を震え上がらせる。そんな彼のドSな行動は、「進撃」ファンの注目の的に。女心を掴み、男も憧れるリヴァイのカッコいい活躍を見てほしい!
また、巨人に立ち向かうエレンたちのエモーショナルな動きも魅力。対巨人戦用の立体機動装置を身につけた彼らが、ビューンと空を舞い、壁や家の屋根を駆け回りながら、巨人を片っ端から仕留めていく。ハイスピードで軽やかな戦闘シーンは、ジェットコースターのように躍動感たっぷりだ。
なお本編にはテレビ版にはなかった、訓練兵時代のエレンと、彼のライバルであるジャンのエピソードも盛り込まれている。何かとぶつかり合い、すぐにケンカになる血気盛んな2人の様子が楽しめそうだ。「進撃の巨人」の初心者でも、巨人の恐怖やキャラクターの濃さで、あっと言う間に夢中になれること間違いなし。ちなみに現在開催中の第27回東京国際映画祭にて10月31日(金)にお披露目されるので、いち早くチェックするファンの反応も気になるところだ。【トライワークス】