ジョニー・デップ、主演作の興行不振は「知ったこっちゃない」

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ジョニー・デップ、主演作の興行不振は「知ったこっちゃない」

ジョニー・デップといえば主演作のすべてがヒットする「ドル箱俳優」と呼ばれた時期もあったが、最近は人気の衰えが取り沙汰され、興行成績が伸び悩んだ主演作も数本ある。しかし最近、本人は興行成績を気にしなくなり、以前よりも気持ちが楽になったという。

Details誌のインタビューで「興行的に成功しなかった作品についてどう思いますか?」と質問されたジョニーは、「最初は物すごく気になって、仕事に対する姿勢も勤勉だった。そしてあまりにも気になり過ぎて、それに悩まされるようになったんだ。しかし次に素晴らしいことが起こった。あまりにも心配し過ぎて、突然『もうどうでもいい』と思える境地に達したんだよ。『知ったこっちゃない』と思えるようになると、完全な解放感を感じる」と答えている。

最近、酩酊状態でフラフラしながら授賞式のステージでプレゼンターを務め、らしくないと話題になったばかりのジョニーだが、強烈なキャラクターを演じることが多いわりに、ふだんはシャイであまり人前に出るのは好きでないという。

「僕はある意味、逃亡者のように生きている。いつも観察される立場だから、社交の場に出るのは好きじゃない。観察するのは大好きだけど、僕が観察できる機会がだんだん少なくなってきた。逃亡者でいることはしばらくの間なら耐えられる。だが僕も人間だから、あとどれぐらい我慢できるかはわからない」とジョニーは語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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