端正な顔立ちが見るも無残な姿に…美人女優の変貌ぶりが怖い!
身体の一部が欠損し、見るもおぞましい姿へと変わってしまうゾンビ。もし、生前は美しかった女性がゾンビになってしまったら…?そんな恐怖を再現しているのが『サベージ・キラー』(12月6日公開)だが、とにかくヒロインの変貌ぶりがすごい!
結婚式を控えた聾唖の女性ゾーイはある日、ギャングに拉致され、凌辱のあげくに瀕死の状態で生き埋めにされてしまう。かろうじて、腕1本だけ地上に出ていたところを救い出され、さらにインディアンの呪術によって強大な力を宿して復活!憎きギャングたちに復讐を開始するというストーリー。
主人公を演じたのはモデル出身のアマンダ・エイドリアン。物語序盤の端正な顔立ちが暴行によって傷だらけになり、やがてゾンビのように見るも無残な姿に変わっていく姿は以前の面影もないほど。美貌の代わりに(?)パワーを手に入れた彼女は、鬼気迫る表情で弓矢や斧で敵を容赦なく片付けていく。
すさまじい跳躍力で車を軽く飛び越えたり、武器なんて必要ないほどの力で暴れる姿はもはや無双状態。しまいには相手の腹に手を突っ込んで、はらわたを引き出すシーンなんて荒業も披露し、グロを通り越して笑ってしまうほど。
ホラー映画には度を超えると奇妙な笑いにつながってしまうケースが多々あるが、本作も序盤のかわいそうなヒロインの姿よりも、笑うしかないほどの強さを見せるヒロイン、ゾーイの活躍ばかりが印象に残る異色作に仕上がっている。世界各国の映画祭で絶賛されたその理由は、本作を見れば分かるはずだ。【トライワークス】
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