『アナ雪』の監督が謝罪!「『レリゴー』を流行らせ過ぎてすみません」
『アナと雪の女王』(13)のジェニファー・リー監督が、世界中の子どもを持つ親たちに「『レリゴー』を流行らせ過ぎてすみません」と謝っている。同作の中でエルサが歌う「Let It Go ありのままで」があまりに流行り過ぎて、嫌になるほど子どもたちに繰り返し聞かされている親たちに謝罪したいというのだ。
同作が13年11月に全米公開されて以来、「Let It Go ありのままで」は世界各国の言語で様々なアーティストたちに歌われ、映画の中で歌っているイディナ・メンゼル、デミ・ロヴァートに加え、アレックス・ボイエなどのカバーもある。
webにはパロディを含めた様々なバージョンが溢れ、子どもたちがコンピューターの前に座って1日中「Let It Go ありのままで」を聞いていることも可能だ。どんなにいい曲でも、エンドレスで毎日かけられるとさすがに辟易し、今年は拷問のように「レリゴー」を聞かされた年だったと言う親もいるという。
脚本も担当したジェニファー・リー監督は「1年前、知らない人と会って私があの映画を監督したと明かした時には、『あの曲が大好きなんです。私たちはいつも一緒に歌っています』と言われたものでした。でも今は、『ええ、今でも私たちはあの曲を聞いているんです』と言われるので、もう以前のように『ありがとうございます』とは言えず、『どうもすみません』と謝っています」とHollywood Repoterに話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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