オバマ大統領の間違いにツイッター炎上!ジェームズ・“フラッコ”が最もクールな人物に

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オバマ大統領の間違いにツイッター炎上!ジェームズ・“フラッコ”が最もクールな人物に

11月24日に米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(以下SPE)のサイバー攻撃を受け、同社が相手方の要求通りに『The Interview(原題)』のクリスマス公開を中止した。それを受けて米オバマ大統領が19日、年末のホワイトハウスの記者会見で『中止の判断は間違っている』と主張。

その際に、『The Interview』の主演「セス・ローゲンとジェームズ・フランコ(James Franco)」と言うべきところを、「ジェームズ・フラッコ(James Flacco)」と発言したことでツイッターが炎上。30分以内に100万件以上のツイートが飛びかい、ジェームズ・フラッコは今最もクールな人物として話題になっている。

今年3月に、ジョン・トラボルタがアカデミー賞の授賞式で『アナと雪の女王』(13)の主題歌「Let It Go」を歌うイディナ・メンゼルの名前を、アデル・ダズィーム(Adele Dazeem)と呼んだことでツイッターが炎上。映画のヒットと相まって、イディナの名前は世界中に知れ渡り、一躍時の人になったのは記憶に新しい。

そして今度は、一連のハッキング問題で最も話題になっている映画『The Interview』で、TVレポーター役を演じているジェームズ・フランコにもその恩恵が回ってきたが、今回はもう1人恩恵を受けている人物がいる。それは、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の昨年のチャンピオン、ボルチモア・レイブンズでクォーターバックを務め、MVPを受賞したジョー・フラッコ(Joe Flacco)だ。

「ジョーは、昨年優勝後にホワイトハウスでオバマ大統領と面会しており、オバマ大統領はジェームズ・フランコとジョー・フラッコを混同したのだろう。それについてジョーはオバマ大統領に直接呼びかける形で、『ジェームズ・フランコですよ。ジェームズ・フラッコではありません』とツイートし、別のアカウントで、ジェームズには『僕の家族にようこそ!兄貴』とツイートした」とロサンゼルス・タイムズ紙が報じている。

この2つのアカウントには、リツイートでツイッターが炎上。「ジェームズ・フランコはアカデミー賞の司会もしたし、ノミネートもされているし知ってたけど、これで名前がはっきり憶えられた」「ジョーは、(モデルのジゼル・ブンチェンの夫で、同じくNFLニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバック)トム・ブレイディほど知名度がなかったが、これで一躍時の人となった。もし、レイブンズが15年にも優勝したら、ジェームズの司会で、ジョーとオバマ大統領が会談する姿が見られるかも」などなど様々な内容のツイッターが飛び交っており、新たに創造されたジェームズ・フラッコは、演技もアメフトもできる最もクールな人物として話題になっているとE!ニュースが伝えている。

このような盛り上がりを見せる一方で、サイバー攻撃問題については解決の糸口が見えず、『The Interview』に関するツイッターアカウントは閉鎖されるとともに、万が一に備え、ジェームズ・フランコやセス・ローゲンらは現在も、ボディガードを付けて外出する姿が目撃されている。【NY在住/JUNKO】

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