ラッセル・クロウが中年女優たちに苦言!「年相応の役を演じろ」
ラッセル・クロウがアンチエイジングに忙しいハリウッドの中年女優たちに「自分の年齢に合った役を演じろ」と苦言を呈しており、大物女優たちが「中年になると役が回って来なくなる」というのは詭弁だと発言している。
ラッセルによれば、ヒロインを演じてきた女優たちが加齢と共に仕事がなくなると主張するのは、若い頃に演じていたような役をいつまでも求めているからで、年齢相応の役を演じようとしないからだという。
ラッセルはオーストラリアの女性誌Women’s Weeklyのインタビューで、「仕事がなくなったと言っている40歳とか45歳、48歳ぐらいの女性たちは、まだ若くて純情な女性の役を演じようとしているんだと思う。彼女たちは、どうして21歳の女性の役が自分には演じられないのか理解できないんだよ。そういう女優たちの主張がまったくのナンセンスだということは、メリル・ストリープが多くの実例で示してくれている。ヘレン・ミレンもそうだし、他にも手本になる女優はいる」と語っている。
また、俳優たちは自然に老いていく自分の姿を受け入れられなければ、映画界では成功できないと話し、「自分自身のままで生きたいと思うことができたら、俳優として働くことができる。自分よりずっと若い人間のふりをしようとすれば、僕の年齢になった時、うまく行かなくなる」と結んでいる。【UK在住/ブレイディみかこ】
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