2014年、最も不正ダウンロードされた映画ワースト10

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2014年、最も不正ダウンロードされた映画ワースト10

ハリウッド・レポーター誌が恒例の、2014年に不正ダウンロードされた映画を発表した。

同数字は、Excipioの調査結果に基づいて、2014年1月1日から12月23日までに不正ダウンロードされた回数を示している。

1位は、レオナルド・ディカプリオ主演作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)の3003万5000回だった。ウォール街に実存したブローカーのジョーダン・ベルフォードを描いた同作は、内容だけではなくセックスシーンやドラッグシーン、そして約3時間の上映時間中に500回以上のFワードが使用されたことなどで物議をかもしただけではなく、アカデミー賞にも多数ノミネートされた話題作だった。

しかし、この結果についてハリウッド・レポーター誌は、「2014年の全米興行成績ナンバー1となった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、不正ダウンロードのトップ20にも入っていない。つまり映画館で見たい映画だったことが結果に顕著に表れている」と指摘している。

他にオスカー候補作で多数不正ダウンロードされたのは、4位の『ゼロ・グラビティ』(13)、作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』(13)の10位、『アメリカン・ハッスル』(13)の12位、そして『キャプテン・フィリップス』(13)の19位となっている。

以下2位は、世界的にフィーバーした『アナと雪の女王』(14)の2991万9000回、3位は『ロボコップ』(14)の2987万9000回だが、ヴァラエティ誌によれば、この数字はリブート版だけではなく1987年のオリジナル版『ロボコップ』も含まれているという。

4位は『ゼロ・グラビティ』の2935万7000回、5位は『ホビット 竜に奪われた王国』(13) の2762万7000回。

6位は『マイティ・ソー ダーク・ワールド』(13)の2574万9000回、7位は『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』 (14)の2562万8000回、8位は『ヘラクレス』(14)の2513万7000回、9位は『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)の2438万回、 そして10位は『それでも夜は明ける』の2365万3000回という結果になった。【NY在住/JUNKO】

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