マリリン・モンローが死後53年目にマックスファクターの顔に!
1962年にこの世を去ったマリリン・モンローが、なんとマックスファクターの新たな広告モデルに起用された。マリリンは同社のグローバル・グラマー・アンバサダーに就任するそうで、2015年の広告キャンペーンの顔になる。
同社は彼女が本名のノーマ・ジーンからグラマラスなハリウッド女優マリリン・モンローへと変身した写真をビフォー・アフター風に使用して今年のキャンペーンを展開すると英紙テレグラフが伝えている。
広告スローガンは「ノーマ・ジーンからマリリン・モンローへ」で、同社の顧客だったマリリンが、同社を率いていたマックス・ファクター・Jr.のアドバイスによってブルネットの女性からブロンドのセックスシンボル、マリリンへと劇的な転身を遂げたプロセスを新製品で再現するとのこと。
マックスファクターはこれまでマドンナやグウィネス・パルトローなどを広告塔として起用してきたが、創立80周年を迎える同社の広告にマリリンが起用されるのは初めてのことだ。
ツイッターでは「故人にどうしてアンバサダーが務められるんだ?彼女にはノーと言うことさえできない」「ひどすぎる広告」「ノーマ・ジーンのどこが悪いの?」といった批判の声も上がっているが、マックスファクターの代表は「マリリン・モンローの究極のルックスがグラマラスの定義になったのです。彼女の右に出る者はいません」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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