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過激パフォーマンスで有名になったアイドルの意外な素顔

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過激パフォーマンスで有名になったアイドルの意外な素顔

昨年7月に横浜アリーナで解散ライブを行い、壮絶な“最期”を飾ったアイドルグループ、BiS(新生アイドル研究会)。その解散前後3日間を追ったドキュメンタリー『劇場版 BiSキャノンボール2014』(2月7日公開)では破天荒なパフォーマンスで知られた彼女たちの意外な素顔が明らかになる!

結成初期の2011年7月、ももいろクローバーZのキャンペーンカーを追い回したあげくにゲリラライブをしたりと、アイドルファンから一躍注目を浴びたBiS。PVでは全裸になったり、ライブ中にスクール水着で観客へダイブしたり、ハグ会、キス会といった他のアイドルでは見られないような特典会を行うなど、独自のアプローチでファンを獲得してきた彼女たち。

そんな彼女らだけに、その“最期”にも壮大な仕掛けが組まれていた。タイトルからお気付きの方もいるだろうが、車やバイクで東京から目的地へ向かう途中に女性をゲットしてポイントを競うさまを描いたAVの人気企画「テレクラキャノンボール」とのコラボとしてスタートした本作。

昨年9月にスペースシャワーTVで放送された「(BiS大陸 改め)BiSキャノンボール2014 BiSなりの解散DOCUMENT」ではカンパニー松尾、バクシーシ山下ら参加メンバー6人がそれぞれBiSのメンバーと車に同乗し(1人だけ電車移動)、解散ライブ前日に渋谷から解散ライブの行われる横浜アリーナに向かうまでが放送された。

実はそこでこのドキュメンタリーは終わったワケではなく、参加者とBiSのメンバーとのやりとりは解散翌朝まで続いていたのだ。メンバーには密着ドキュメンタリーとして伝えつつ、実際はポイントを競っている参加メンバーたち。彼らは目的地への移動という各ステージでの着順によるポイント加算に加え、電話番号をゲットして3P、ハグして1Pといったものから、フルヌードで7P、ハメ撮りで100PなどAVさながらのルールに準じてゲームを進めていく。もしメンバーから「やめてください」と言われたらマイナス5P、メンバーから審判部長にクレームが入ったら即時終了まであるというドッキリ番組を見ているような感覚になる。

3日間にわたる密着映像からは、アイドルになった経緯やライブへの思いなどを真剣に語るBiSのメンバーたちのこれまであまり見せなかった“素”の部分が現れていて、純粋にドキュメンタリーとしても楽しめる。現在はそれぞれ別の道に進んでいる彼女たちがアイドル史に残した強烈な爪痕をその目で確かめてほしい。【トライワークス】

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