『ハンガー・ゲーム』最終章の過酷な戦いが明らかに!

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『ハンガー・ゲーム』最終章の過酷な戦いが明らかに!

世界中で大ヒットを記録した超人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』がついに最終章へ突入する。2部構成で描かれる最終章のPART1となる『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』が6月に公開。その予告編がついに解禁となり、前作までのサバイバル・ゲームから、いよいよファイナルバトルへと向かう物語の一部が明らかになった。

ハンガー・ゲームとは、巨大独裁国家パネム全12地区それぞれの12~18歳の若者のなかから、男女1人ずつの合計24人をプレイヤーとして選出し、最後の1人になるまで戦わせるサバイバル・コンテスト。1作目では主人公のカットニスが、幼い妹の身代わりとなり、命がけのハンガー・ゲームに身を投じた。

続く2作目で、再びゲームに身を投じたカットニスは、独立国家パネムに対するクーデターに巻き込まれる。そして、完結編へと加速する本作では、ハンガー・ゲーム記念大会の格闘場から、危機一髪で救出されたカットニスが、第13地区の地下にある反乱軍の秘密基地に収容される。

コイン首相率いる反乱軍は、スノー大統領が君臨する独裁国家パネムを打倒し、自由で平等な新国家を建設するための戦いの準備を進めていた。そこで、政府軍の爆撃で崩壊した故郷の惨状を知り、心を痛めたカットニスは、革命のシンボル=マネシカケスの大役を担うことを決意。しかし狡猾な大統領に先手を打たれ、カットニスはさらに過酷な運命に追い込まれていく。

若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスは、持ち前の演技力を遺憾なく発揮し、宿命のヒロイン、カットニスを凛々しくも切なく演じる。本シリーズで、“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス世界記録に認定され、最終章でどれだけ数字を伸ばすかが話題となっている。さらに米経済誌フォーブスが発表した“2014年最も興行収入を稼いだ俳優”では1位を獲得し、その額は14億ドル(約1689億円)と驚異的な人気を誇っている。

そんなローレンスは「カットニスがリーダーになることに興奮したわ。でも彼女は英雄になりたいと思っているわけじゃなく、1作目では妹や家族や自分を守りたかっただけ。原作の3冊目では、自分が持つ影響力や、この戦いを率いるという選択肢があることに気付きはじめ、成長していくの」と自身の演じたカットニスを通して、エモーショナルなドラマの部分を分析する。

さらに今年度オスカー最有力候補であるジュリアン・ムーアやフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作でもあることから、ファンのみならず世界中から注目が集まっている。今冬公開する完結編『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』に向け、壮大にスケールアップを遂げた映像と極限ドラマを目撃してほしい。【Movie Walker】


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