新進気鋭の地下アイドルが大挙出演、どの娘がお好み!?
近未来の日本を舞台に、女子高校生と木星からの使者が繰り広げる騒動を描く『世界の終わりのいずこねこ』(3月7日公開)。ヒロインのイツ子を演じた茉里は作品タイトルにもなっている“いずこねこ”として2014年まで活動し、現在は元BiSのカミヤサキとプラニメというユニットで活躍している実力派アイドル。だが、本作には彼女のクラスメイト役で新進気鋭のアイドルが多数登場する。
ざっと名前を挙げてみると、ライムベリー、みきちゅ、PIP、レイチェル、姫乃たま、コショージメグミ(Maison Book Girl)、篠崎こころ(プティパ -petit pas!-)、木村仁美、宗本花音里(Maison Book Girl)、Classic fairy、桃香(Peach sugar snow)、月詠まみ(恥じらいレスキュー)、ゆるめるモ!というところ。
彼女らのほとんどはテレビなどへの露出こそ少ないものの、アイドル現場に足しげく通っているようなコアなアイドルファンにはおなじみのいわゆる“地下アイドル”と呼ばれる存在。普段はライブハウスなどで個性的なパフォーマンスを見せてくれるが、今回は映画に挑戦し、“女優”としての顔を見せてくれるのが新鮮に感じられる。
さらに、クラスメイト以外もアイドルてんこもり。木星からの使者を演じる緑川百々子と永井亜子も、前者はモデルでミスiD2015ファイナリストとなった実績を持ち、後者も昨年夏まで駅南いちごぱんつというユニットで活躍していた知る人ぞ知る存在。
また、ヒロインの親友スウを演じる蒼波純はミスiD2014グランプリ受賞者、ヒロインの母親役の宍戸留美も90年代にはアイドルとして人気を博していたのはご存じの方も多いはずだ。
そんな新旧アイドル好きにはたまらない、まさに“アイドル好きのためのアイドル映画”といっても過言ではない本作。それだけに新しもの好きな人は絶対に見ておくべき1本だ。【トライワークス】