スポックの葬儀を欠席したカーク船長に非難の嵐
『スター・トレック』シリーズのスポック役で有名なレナード・ニモイが2月27日に他界した。その葬儀にカーク船長を演じたウィリアム・シャトナーが参列しなかったため、ファンたちの非難の声でネットが炎上している。
レナード・ニモイとウィリアム・シャトナーは実生活でも「ブラザー」と呼び合うほど仲が良かったそうだが、ロサンゼルスで3月1日に執り行われたニモイの葬儀にはシャトナーの姿はなかった。
シャトナーは、2月28日の夜にフロリダで行われた赤十字ガラへの出席が決まっていたため、翌朝ロサンゼルスで行われたニモイの葬儀に間に合うように帰ることができず、参列できなかったという。
「僕は数か月前にチャリティの資金集めのためのイベントに参加することに決めた。そしてその役割を果たすことを優先したんだ。多くの寄付が集まった。どうぞ僕を叱ってくれ」とシャトナーはツイートしている。
しかし、TMZが1日の午前11時半にロサンゼルス空港に戻って来たシャトナーの写真を掲載すると、ファンからは「もっと早い便で帰ってくれば葬儀に出れただろう」「イベントが終わったら速攻でプライベート・ジェットで帰ってくればよかったじゃないか」などの批判のツイートが殺到。
ニューヨーク・デイリー・ニュースは「ジャーク(嫌なやつの意)船長!」という見出しで彼が葬儀に出なかったことを記事にしたので、シャトナーは「今日の朝刊の一面だ」とツイッターに自分の記事の写真を投稿し、自分の代わりに2人の娘たちが葬儀に参列したと説明している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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