メリル・ストリープ、神田沙也加の生歌を大絶賛
第87回アカデミー賞で3部門にノミネートされたディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)のジャパンプレミアが、3月4日に六本木ヒルズアリーナで開催された。
来日したメリル・ストリープとリラ・クロフォード、本作の宣伝ナビゲーターの神田沙也加がグリーンカーペットを歩き、ステージではリラが「Into the Woods」を、神田が「Children Will Listen」をライブで熱唱。
メリルは神田の歌について「私の歌よりはるかに良かったわ」と絶賛。さらにメリルは「日本語の歌詞で聴くのは、とても魅力的で素晴らしかった」と感想を述べると、神田は「サンキューベリーマッチ」とお礼を言い、メリルと熱いハグを交わした。
メリルはリラについても「みんなの分も歌ったので、すごかったわよ」と称えると、リラは「とても緊張したけど、会場の雰囲気が温かくて良かったです」と笑顔を見せた。また、神田について「神田さんはとても才能にあふれた美しい声ですね」とほめ称えた。
神田は「私もずっと緊張していました。でも、グリーンカーペットなど、作品の雰囲気がとても出ていて、このなかで歌うことができて光栄でした」と充実感あふれる表情を見せた。
最後にメリルが「見る方によって、異なるメッセージを感じ取れる映画です。もしかすると、夢が叶ったら、思ってた夢とは違う現実が待っていたりするかもしれない。でも、常に希望があります。この映画を、日本の方々にも愛してほしいわ」と締めくくった。
『イントゥ・ザ・ウッズ』は、『シカゴ』(02)のロブ・マーシャル監督最新作。シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんなど、願いを叶えたはずのおとぎ話の主人公たちが、「めでたし、めでたし」の後に起こる予想外の運命に翻弄されていく。メリル・ストリープやジョニー・デップなど、豪華スターの出演でも話題沸騰。【取材・文/山崎伸子】