アン・ハサウェイ、“期間つきの恋”について語る!

インタビュー

アン・ハサウェイ、“期間つきの恋”について語る!

アン・ハサウェイが初めてプロデュースを手掛け、主演も務める映画『ブルックリンの恋人たち』(公開中)。アン演じるフラニーはツアーでNYを訪れていたミュージシャンのジェイムズと出会い、惹かれるが、彼がNYに滞在できる期間はたった7日間。本作はそんな“期間つきの恋”を甘く切なく描いている。

脚本に魅了され、プロデューサーに自ら名乗り出たというアンは、自身も劇中で描かれる“期間つきの恋”の体験者であることを明かした。

「私自身の経験から言うと、つらい時期を過ごした後に、突然どこからか誰かが現れて限られた期間かもしれないけど、その人とつながりを感じることは実際にあったわ。恋には色々な形があるわね。永遠に続くだけの恋じゃなくて、その時自分を力づけてくれる恋というのを経験をした人は多いんじゃないかしら」と言う。

また、アンの恋愛観が、年齢とともに変化があったことも認めた。「年を取るにつれて、恋とは何かというものについての私の考え方は変わったかもしれない。ひとめぼれを信じるかどうかはさておき、コネクションを感じるというのは、あると思う」

「あまりにも強くて、自分でも説明できないようなコネクションを感じることがね。時には、それが恋愛へと発展していくのかもしれない。でも、自分がその人を愛しているとわかる前には、奮闘があるものよ。まず、誰かに夢中にならなければ。それを乗りこえて、愛を築き上げなければいけない。その愛が、本当になる前にね。少なくとも、私にとってはそうよ」。

アンにとって『ブルックリンの恋人たち』は、夫でありプロデューサーのアダム・シュルマンと共に手掛けた初めての作品となった。「実は夫と一緒に作品を探していた時に、ジョナサン・デミに(本作の)監督のケイト(・バーカー=フロイランド)とつないでもらったの。この作品が初めて夫と共にする仕事だったけど、彼への尊敬の気持ちがこれまでよりも増したわ。私は彼から色々なものを学んだわ」。

アンの経験と強い思いが詰まった『ブルックリンの恋人たち』。女性だけでなく男性も深く共感できるはずだ。【Movie Walker】

関連作品