ジョン・レノンの愛人が50年の時を経て明らかに!
先週、ジョン・レノンの最初の妻、シンシア・レノンが死去した。これまで彼女とジョンの結婚生活を破たんさせたのはオノ・ヨーコというのが定説になっていたが、実はジョンが心から愛した不倫相手は別にいたことが明らかになった。
それは当時大スターだった歌手のアルマ・コーガンだったそうで、1966年に悲劇的な死を迎えるまでジョンの愛人だったという。
これは、25年前にシンシアのロングインタビューを行ったライターが英デイリー・メール紙に寄稿した記事中で明かしたもので、「ジョンは、彼とアルマの関係に私は気づいていないと思っていたし、私も言ったことはありません」
「今、冷静に振り返るとジョンがなぜ彼女に惹かれたのかわかます。アルマは彼より8歳年上で、叔母さん的存在でした。ヨーコも7歳年上だったし、彼女たちはどちらも強いキャラクターでした」
「アルマが卵巣癌で34歳で亡くなった時、ジョンは慰めようもないほどでした。彼にとって、彼女はミミおばさん(母親代わりにジョンを育てた叔母)の代わりになる人だった」とシンシアは語ったという。
「最初、ヨーコは彼につきまとう熱心なファンの一人でした。彼女はジョンをイライラさせた。でも、アルマが亡くなると、奇妙なことが起きたのです。ヨーコはチャンスをうまく掴んで、新しいミミおばさんになりました。彼女はジョンが女性に何を求めているかを研究し、自分を変えていった」とシンシアは続ける。
ジョンとシンシアがリバプールのカレッジで知り合った頃、アルマはすでに人気歌手だったが、ジョンは彼女が嫌いだったそうで、ジョークのネタにしていたという。「ジョンは彼女に我慢できないようで、ひどい物真似をしてからかっていました」
「あの頃は、まさか彼がこんな年上の女性と恋に落ちるとは思わなかった。ジョンは彼女の音楽も大嫌いで、ひどいけなし方をしていました」とシンシアは話したそうだ。アルマはビートルズだけでなく、オードリー・ヘプバーン、ケーリー・グラント、マイケル・ケインらとも交友があった当時のパーティガールだった。【UK在住/ブレイディみかこ】