新スパイダーマンはスパイダーウーマンになる?
新『スパイダーマン』シリーズの主演俳優やプロットに関する噂がネットを騒がせているが、英紙サンデー・ミラーによれば、ソニーは同シリーズを『スパイダーウーマン』映画化作で置き換える意向だという。
ソニーの重役たちは、男性が主人公のヒーロー映画があまりにも氾濫しているので、女性の観客にアピールできるよう、女性を主役にしたコミック映画を製作する方針を固めたそうで、『スパイダーウーマン』シリーズの第1弾は2017年公開が予定されているという。
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの元共同会長エイミー・パスカルは、もっと女性を主役に使ったアクション映画を撮る必要があると訴えていたことで有名で、製作が決定している女性キャスト版『ゴーストバスターズ』も彼女が推進した企画だった。
「長年、スーパーヒーロー映画といえば男性が主人公と決まっていました。しかし、そろそろ変化が必要です。もっと女性たちを視野に入れた作品を作らなければならないということを主張していたのはエイミーです」とソニーの関係者は同紙に語っている。
マーベル・コミックに登場するスパイダーウーマンは、フェロモンで男性たちを操るセクシーなキャラクター。幼い頃に蜘蛛から作った血清を投与されて超人的能力を持つスパイダーウーマンになったという役どころだ。
『スパイダーウーマン』の映画化は以前から何度か噂になっており、ヴァネッサ・ハジェンズの名が候補としてあがったこともある。ネット上にはアリソン・ブリーやクリステン・リッター、アナ・ケンドリックらを推すサイトも見られる。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ